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2019年10月09日(水)

※富山県内のニュースです。


若者ターゲットに薬物密売か 暴力団事務所から数百万円押収
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 若者ターゲットに薬物密売か 暴力団事務所から数百万円押収

(2019年10月09日 18時32分)

 若者に大麻を譲り渡すなどしたとして山口組系暴力団の幹部の男らが逮捕された事件で、名古屋市の暴力団事務所から薬物の密売で得たとみられる現金数百万円が押収されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

 また、警察は9日新たに、暴力団の関係者の男を麻薬特例法違反の疑いで逮捕しました。

 この事件は、指定暴力団六代目山口組系3次組織「東総業(あずまそうぎょう)」の幹部で、富山市田中町(たなかまち)の職業不詳島卓弘(しま・たかひろ)容疑者(29)と富山市西新庄(にししんじょう)の自称無職深田悠希(ふかた・ゆうき)容疑者(23)が大麻や覚せい剤を所持、または譲渡したとして大麻取締法違反の疑いなどで逮捕されたものです。

 県警は8日、島容疑者らが経営していたとみられる富山市総曲輪の飲食店や自宅に加え名古屋市にある暴力団事務所を家宅捜索しました。

 捜査関係者によりますと、事務所からは、大麻や覚せい剤などの薬物は見つかっていないということですが、違法薬物の密売で得たとみられる現金数百万円を押収したということです。

 また、9日新たに、「東総業」の関係者で、富山市町新(まちしん)の自称建設作業員・東堂佑亮(とうどう・ゆうすけ)容疑者(27)が大麻およそ10グラムを知人に譲り渡したとして麻薬特例法違反の疑いで逮捕されました。

 県警は、この暴力団が若者をターゲットに違法薬物を密売していたとみて調べを進めています。

 大麻の若者への広がりが県内でも深刻化しています。

 県警によりますと、今年に入って県内で大麻取締法違反容疑で摘発された12人のうち10人が20代以下でした。

 背景には、一部の国や地域で大麻の使用や所持が合法化されていることで、ほかの薬物より、違反の意識が薄れていることやインターネットやスマートフォンの普及により安易に手に入れやすくなったことがあると見ています。

 県警は、「取締りを強化するとともに、大麻の有害性を伝えるための啓発活動を行なっていく」としています。

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