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2019年04月15日(月)

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「令和」考案報道  中西進さん語る 考案者は「私ではない」
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 「令和」考案報道 中西進さん語る 考案者は「私ではない」

(2019年04月15日 18時32分)

 新元号「令和」を考案した可能性が高いとされ、今、注目を集めている中西進(なかにし・すすむ)さん。

 14日、館長を務める富山市の高志(こし)の国文学館のイベントに登場し、新元号の考案者について、「私ではない、元号は個人の所有ではない」と語りました。

 富山市の高志の国文学館では、新元号の出典となった万葉集に関する企画展に合わせて、先週から「令和」の記念コーナーを設けています。

 「館長にはこちらの方にお願いいたします」(文学館スタッフ)

 14日は、中西進館長自ら、このコーナーの解説に立ちました。

 まず、中西館長は、大伴家持の歌に触れて、万葉集の魅力を語りました。

 「ともに生きる喜びというものが実は万葉集のテーマなんですね。そこに、万葉集が生き生きとした生命を今日に伝えている基本の大事な原点がある」(高志の国文学館・中西進館長)

 「令和」の考案者として、中西館長の名前があがっているため、今回の解説会はマスコミや来館者の注目を集めましたが・・・

「皆さん、たぶんこれを今知りたいのだろうと思いますけども・・・私ではないのですよ。まあ、誰かがもし考えたとしても、それは粘土細工の粘土を出しただけであって、それを加工して作る。それはおそらく、神とか天とか言われるような人なんでしょう。なぜなら、やはり個人の所有じゃないですからね」(高志の国文学館・中西進館長)

 当然、記者たちも、あの手この手で質問を繰り出します。

 「この令和という元号の持つ字の美しさとか、あるいは音の響きの美しさ、館長が感じられていることを少しお話しいただけますか?」(記者)

 「これはね、展覧会の令和展の説明です。うん。ですから、さきほどのでも十分すぎるほど。ね。言いすぎてしまって知事に叱られるんじゃないかというくらい。そういうことです」(高志の国文学館・中西進館長)

 「それでは次お願いします」(司会)

 「新元号令和が万葉集から引用されたということもあり、万葉集に造形の深い中西館長がいろいろなところで考案者というふうなお話がありますが、その件について中西館長がどのように思われているかですね・・・」(記者)

 「これもまた・・・」(高志の国文学館・中西進館長)

 「申し訳ありません。15日は令和コーナーの説明ということですので、考案うんぬんかんぬんのご質問はちょっとお控えいただければと思います」(司会)

 そして、中西館長は、新しい時代への思いを、こんな言葉で締めくくりました。

 「令和という時代になることを、喜んで国民の一人として迎えて、一生懸命自分を美しくしたいと思いますね。どうか皆さんもそうしてください。ちょっと普通の展覧会の解説とは全然違ってしまいましたね」(高志の国文学館・中西進館長)

 中西館長は、来月4日、富山国際会議場で、「万葉集とその未来」というテーマで、特別講演会を開催する予定で、また注目を集めそうです。

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