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2018年12月17日(月)

※富山県内のニュースです。


 次世代エネルギー実用化へ 水素燃料電池フォークリフト導入

(2018年12月17日 18時30分)

 二酸化炭素を排出しない次世代型の「フォークリフト」と水素ガスの充填機が高岡市の物流会社に導入されました。

 次世代エネルギーの実用化にむけた足がかりになると期待されます。

 「低炭素社会の実現に向けて北陸で初めて水素燃料電池を使ったフォークリフトが導入されました」(記者)

 17日は、高岡市の伏木海陸運送に関係者およそ50人が集まり、導入式が行われました。

 導入されたのは、水素燃料電池を使ったフォークリフト。

 北陸3県では初めての納車となります。

 フォークリフトは、LPガスやガソリンを燃料にする『エンジン式』が主流ですが、近年は、環境面への配慮や燃料費の節約の観点から、バッテリー式の電気フォークリフトも増えています。

 今回導入された水素燃料電池を使ったフォークリフトは、二酸化炭素をまったく排出しません。

 さらに、バッテリー式では数時間かかる充電時間がおよそ3分で済み、バッテリー式と同じ8時間稼動します。

 環境面でも、効率面でも従来のものより優れているのが特徴です。

 「水素で発電する新しい形のフォークリフト。これからの水素社会、環境問題を改善する起爆剤になると期待している」(トヨタL&F土田社長)

 また、今回、簡単に水素を充填できる「簡易水素充填機」も導入されました。

 水素ガスを充填するには水素ステーションが必要ですが、ステーションの設置に数億円かかることが普及にむけたネックとなっています。

 一方、この簡易水素充填機では、およそ1000万円で導入できます。

 移動も可能なことから、低コストで、かつ、簡単に水素を充填できるようになります。

 県内企業などでつくる富山水素エネルギー促進協議会では、「今回のフォークリフトの導入は実用化への足がかりになる」と期待しています。

 「この1号機をデモカーとして県内企業の皆さんに使っていただいて簡易充填機を利用者さんのところまで届けて水素を充填するということをやっていきたい。この1台を次の1台につなげていきたい」(富山水素エネルギー促進協議会若木洋介さん)

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